アメリカ発のスポーツウェアブランド「JERZEES(ジャージーズ)」は、シンプルでありながらタフな作りが魅力の古着として高い人気を誇ります。
特にタグから年代を見分けられる楽しさや、スウェット・パーカーなど定番アイテムの豊富さが注目ポイントです。
この記事では、JERZEESの歴史やタグの判別方法、人気アイテムの特徴、古着を選ぶ際のチェックポイントまで徹底解説します。
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JERZEES(ジャージーズ)とは?ブランドの歴史と特徴
JERZEESは、アメリカを代表するスポーツウェアメーカー「Russell Athletic(ラッセルアスレチック)」が展開するブランドとして誕生しました。
ラッセルが培ったアスレチックウェアのノウハウを生かしつつ、よりカジュアルな日常着に向けたアイテムを数多くリリースしたのが特徴です。
価格帯は手頃ながら、耐久性や着心地の良さが支持され、スウェットやTシャツは古着市場でも定番的な存在となっています。

JERZEESの誕生と母体ブランド「Russell Athletic」との関係
JERZEESは、1902年創業の老舗スポーツブランドRussell Athleticのカジュアルラインとして1970年代に誕生しました。
もともとラッセルはカレッジやプロスポーツチームへのユニフォーム供給で知られていましたが、より日常的に着られるベーシックなスウェットやTシャツの需要が高まったことで、JERZEESが立ち上げられたのです。
そのため、タグには「by Russell」や「Russell Corporation」と記載されているものも多く、両ブランドの関係性を示すポイントになっています。
スポーツウェアからカジュアルウェアへ展開した背景
アメリカでは1970年代以降、スポーツウェアを普段着として取り入れるカルチャーが広がりました。
カレッジキャンパスでのスウェットやTシャツの着用が日常化し、ブランドもその需要に応える形でカジュアル市場に参入します。
JERZEESはその流れを象徴する存在で、シンプルな無地スウェットやプリントTシャツを大量生産することで、多くの学生や若者に愛されました。
現在の「アスレジャー」の源流ともいえる立ち位置を持っています。
他ブランドとの違いとJERZEESならではの魅力
JERZEESの魅力は、ChampionやFruit of the Loomと比べて価格が抑えられつつも品質が安定している点にあります。
特にスウェットは程よい厚みと柔らかさがあり、プリントものは企業ロゴやイベントデザインなど多彩で、古着として一枚ごとに個性を楽しめます。
また、アメリカ製時代のタグ付きアイテムはコレクター人気も高く、状態が良いものは高値で取引されることも珍しくありません。
リーズナブルながら奥深い魅力を持つ点が古着好きに支持されています。
JERZEES(ジャージーズ)古着のタグと年代判別
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JERZEES古着を楽しむうえで欠かせないのが「タグの見分け方」です。
年代ごとにロゴデザインや表記が異なるため、タグから製造時期を推測できます。
特にMade in USA表記の有無は大きな判断材料で、品質や価値にも直結します。
ここでは、1980年代から2000年代以降までの代表的なタグの特徴を解説していきましょう。
1980年代のタグ特徴(Made in USA期)
1980年代のJERZEESタグは「Made in USA」と明記されている点が最大の特徴です。
ロゴは赤と青の配色が多く、シンプルながら力強いデザインで、当時のアメリカ製らしい雰囲気を感じさせます。
生地も肉厚でタフさがあり、現在では希少価値が高まっています。
特にヴィンテージスウェットやTシャツを探すコレクターからは高い人気を誇り、古着市場でも見つけにくくなっている年代のひとつです。
1990年代のタグ特徴(アメリカ製から海外生産への移行期)
1990年代になると、生産拠点は徐々に海外へ移行し始めました。
そのため「Made in USA」表記のものと「Honduras」や「Mexico」など海外製が混在する時期です。
タグデザインも変化し、よりモダンな字体や配色が採用されるようになります。
アメリカ製と海外製が共存するこの時代のタグは、古着市場での見極めポイントとして重要です。
素材感はまだ厚みがあり、90年代特有のゆったりとしたシルエットも人気を集めています。
2000年代以降のタグ特徴(現行タグとの違い)
2000年代に入るとほぼ完全に海外生産へ移行し、タグのデザインもシンプル化しました。
現行に近いタグでは、ブランドロゴが太字になり、カラーバリエーションも少なくなります。
また、素材比率の変化によって生地が軽量化し、スウェットやTシャツの風合いも現代的に変わってきました。
古着市場では、現行品との差別化を意識して2000年代初期のタグを探すコレクターも増えています。
タグからわかる品質と年代の見分け方
JERZEES古着を選ぶ際、タグは最も確実な年代判別の手掛かりです。
Made in USA表記があれば80〜90年代、海外生産表記であれば90年代後半以降と推測できるでしょう。
また、タグデザインの細部や素材表記もヒントになり、コットン比率が高いものは古い年代に多い傾向があります。
古着市場ではタグを見て瞬時に年代を判断できると、掘り出し物を見つけやすくなるため、ぜひ知識として押さえておきたいポイントです。
JERZEES(ジャージーズ)の人気古着アイテム
JERZEESは古着市場でさまざまなアイテムが出回っていますが、特に人気が高いのはスウェット・パーカー・Tシャツといったカジュアルウェアです。
それぞれに年代やプリントデザインの違いがあり、コレクション性と実用性を兼ね備えている点が魅力。
以下では代表的なアイテムの特徴と、古着ならではの楽しみ方を紹介します。

スウェットシャツ(定番のカレッジ・プリントもの)
JERZEESのスウェットは古着市場で定番中の定番です。
特にカレッジプリントのものは人気が高く、アメリカの大学名やスポーツチームのロゴがプリントされた一枚は、アメカジコーデに欠かせません。
生地は肉厚で丈夫なため、古着でも状態の良いものが多く残っており、実用性も十分。
Championに比べると価格が抑えめなので、初めて古着スウェットに挑戦する人にもおすすめです。
パーカー(シンプルロゴや企業プリントもの)
パーカーはJERZEESのもうひとつの代表アイテムです。
シンプルな無地やブランドロゴ入りのほか、企業やイベントのオリジナルプリントものも数多く出回っています。
そのため、一点物感が強く、古着好きには「出会い」を楽しめるカテゴリーといえるでしょう。
シルエットはアメリカらしいゆったりした作りで、ストリートスタイルやカジュアルコーデに取り入れやすいのが魅力です。
Tシャツ(イベント・企業・キャラクタープリント)
JERZEESのTシャツは、イベントや企業ユニフォームとして大量生産されたものが多く、古着市場では多彩なプリントデザインを楽しめるでしょう。
キャラクターものや限定イベントのプリントは特に人気が高く、コレクターアイテムとしての価値もあります。
生地はコットンポリ混紡が多く、軽やかな着心地が特徴。
カジュアルに着られる一方で、デザイン性によっては一点物として注目される魅力を持っています。
トレーニングウェア・アクティブウェア(ジャージ上下など)
スウェットやTシャツに比べると出回りは少ないですが、JERZEESのトレーニングウェアやジャージ上下も存在します。
スポーツ用に作られた機能的なアイテムで、古着市場では珍しいカテゴリーです。
ナイロン素材や伸縮性のある生地を使用しており、レトロなデザインが逆に新鮮に映るのが魅力。
アメカジ好きはもちろん、スポーツミックスコーデにも取り入れやすいアイテムです。
JERZEES(ジャージーズ)古着の選び方とチェックポイント
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JERZEES古着を購入する際は、サイズ感や素材、プリントの状態などいくつかのチェックポイントがあります。
特にアメリカブランド特有の大きめサイズ感や、古着ならではの使用感を理解して選ぶことが大切です。
以下では、古着初心者でも安心して選べるポイントを整理しました。
サイズ感の注意点(USサイズと日本サイズの違い)
JERZEESのアイテムはアメリカ規格のサイズ感で作られているため、日本人にはやや大きめに感じることが多いです。
たとえばUSのMサイズは、日本サイズのL相当になることもあります。
そのため、購入時はタグ表記だけでなく、実寸を必ず確認しましょう。
オーバーサイズで着こなすのもアメカジの醍醐味ですが、自分のスタイルに合ったサイズ選びが重要です。
生地の厚み・素材感の確認方法(コットン・ポリエステル比率)
JERZEESのスウェットやTシャツは、年代やモデルによって生地の厚みや素材配合が異なります。
古いものほどコットン比率が高く、風合いや耐久性が優れているのです。
一方でポリエステルが多いものは軽く乾きやすいという特徴があります。
タグに記載されている混紡比率を確認し、自分の好みに合う素材を選ぶことが古着選びを楽しむポイントです。
プリントの状態チェック(ひび割れ・色落ち具合)
古着の醍醐味のひとつがプリントの経年変化です。
JERZEESのプリントは年代が経つことでひび割れや色落ちが生じますが、それが味わいとして評価されることも多いでしょう。
ただし、剥がれやすいラバープリントはダメージが進みやすいため注意が必要です。
購入時には、デザインの残り具合やダメージの程度を確認し、自分が楽しめる範囲の使用感を見極めましょう。
ダメージやリペア跡の見極め方
古着のスウェットやパーカーには、袖や裾にダメージがあることが少なくありません。
特にリブ部分の擦れや小穴は使用感を示すポイントです。
また、過去にリペアされているものもあり、補修跡を味わいとして楽しむかどうかは好みによります。
実用性を重視するならダメージが少ないものを、ヴィンテージ感を重視するなら多少のダメージも個性として楽しむのがおすすめです。
JERZEES(ジャージーズ)古着で味わうアメリカンカジュアルの醍醐味
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JERZEES(ジャージーズ)は、アメリカのスポーツウェア文化とカジュアルスタイルの魅力を体現するブランドです。
タグから年代を判別する奥深さや、スウェット・パーカー・Tシャツといった定番アイテムを掘り出す楽しみは、古着好きにとって格別の体験となるでしょう。
手頃な価格帯でありながら、アメリカンカジュアルの本質を味わえるのがJERZEES古着の最大の魅力です。
ぜひ自分に合った一着を見つけ、日常のコーディネートに取り入れてみてください。










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