PUMA(プーマ)は、ドイツ生まれの世界的スポーツブランドでありながら、ファッションやストリートカルチャーでも大きな影響力を持つ存在です。
この記事では、PUMAの誕生から現代に至るまでの歴史を年代順に紐解き、ヴィンテージ市場での価値や代表的なモデルについても詳しく解説します。
古着好き、スニーカーファン必見の内容です。

PUMAの誕生とブランドの成り立ち
PUMAは、adidasと深い因縁を持つブランドとして知られています。
そのスタートは、まさに兄弟の確執から始まりました。
ここでは、PUMA創業の背景やブランド名の由来、初期の動きについて解説します。

ダスラー兄弟の分裂とPUMA誕生
PUMAの創業者ルドルフ・ダスラーは、元々adidasの創設者アディ・ダスラーの兄。
1948年、兄弟の対立によりルドルフが独立し「RUDA(ルダ)」を設立。
のちにブランド名を動物の「プーマ」に変更し、現在のPUMAが誕生しました。
ブランド名「PUMA」の意味とロゴの誕生
「プーマ」という名前には、俊敏で力強い動物を象徴する意味が込められています。
ブランド初期からジャンプするプーマのロゴを採用し、スポーツとスピードの象徴として世界中で認知されるようになりました。
スポーツブランドとしての成長と世界的地位の確立

PUMAは創業当初から革新的な製品でアスリートの信頼を得てきました。
ここでは、スポーツブランドとしての成長過程を見ていきます。
サッカーと陸上競技での躍進
PUMAは1952年のオリンピックでスパイクシューズを提供し注目を集め、1960年代にはペレやマラドーナといったサッカー界のレジェンドをサポート。
スポーツ界での地位を確固たるものにしていきます。
革新的なテクノロジーの導入
PUMAは他社に先駆けて、クッション性や軽量性を重視したランニングシューズを開発。
1980年代には「ディスクシステム」などのユニークな技術も登場しました。
ストリートとファッションへの進出
2000年代以降、PUMAはファッションブランドとしての地位も確立。
音楽・ストリートカルチャーとの関係性も深めていきます。

ハイブランドやセレブとのコラボ展開
アレキサンダー・マックイーンやリアーナとのコラボにより、PUMAは「着るスポーツブランド」としてファッション業界でも注目されました。
スニーカー人気の加速
「スウェード」や「クライド」など、ストリートファッションに欠かせないモデルがリバイバルし、若者を中心に再ブームを巻き起こしました。
人気モデル別ヒストリーとヴィンテージ市場での評価

PUMAは数々の名作スニーカーやウェアを生み出しており、ヴィンテージ市場でもその存在感は非常に強いです。
ここでは、代表的なモデルとその古着的価値について見ていきます。
PUMA SUEDE(スウェード)
1968年に登場したスウェードは、Bボーイカルチャーに根強い影響を持つモデル。
ヴィンテージ市場では、80〜90年代のUSA製が特に高値で取引されています。
PUMA CLYDE(クライド)
NBA選手ウォルト・フレイジャーのシグネチャーモデルとして生まれた「クライド」は、ファッションアイテムとしても高い人気を誇ります。
ヴィンテージジャージやナイロンジャケット
1990年代までに製造されたPUMAのトラックジャケットやナイロンアイテムは、カラーリングやシルエットの良さから古着市場で高く評価されています。
年代別タグと製造国による見分け方と価値の違い
PUMA製品のヴィンテージ価値を見分ける際、年代ごとのタグや製造国は大きな判断基準になります。
ここでは、簡単にそのポイントを紹介します。

【1970年代以前】旧ロゴ・ドイツ製
ドイツ製でシンプルな文字ロゴが多く、希少性が非常に高いです。
【1980年代】ゴールドライン・日本製
「MADE IN JAPAN」タグや金色タグなど、精巧な作りが特徴。
国内外のバイヤーから人気があります。
【1990年代以降】韓国・中国製など多様化
量産体制となり始める時期。
デザインは現代に近づきますが、初期の韓国製モデルは意外と人気があり狙い目です。
PUMAはスポーツとカルチャーをつなぐ不朽のブランド

PUMAは単なるスポーツブランドにとどまらず、ファッション、音楽、ストリートなど様々な文化と結びついてきたブランドです。
特に古着・ヴィンテージ市場では、年代やモデルによって価値が大きく変わるため、コレクター心をくすぐる魅力があります。
これからPUMAのアイテムを手に取る際は、歴史的背景やタグのディテールにもぜひ注目してみてください。










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