ラングラーの歴史と年代別タグ完全ガイド|古着の見分け方と偽物対策まで徹底解説

ラングラー 歴史

ラングラー(Wrangler)は、アメリカを代表する3大デニムブランドのひとつで、古着市場でも高い人気を誇ります。
その魅力は、西部カウボーイ文化を背景に持つ独自のデザインと、実用性の高さにあります。
この記事では、ラングラーの歴史から年代別タグ一覧、古着での見分け方、さらには偽物を見抜くポイントまで、徹底的に解説します。
これを読めば、ラングラー古着を賢く選ぶための知識がすべて揃うでしょう。
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目次

ラングラーの歴史とブランド誕生の背景

1947年、アメリカ・ノースカロライナ州グリーンズボロで誕生したラングラーは、ワークウェアメーカー「ブルーベル社(Blue Bell)」の一部門としてスタートしました。
ロデオ選手向けに開発された「13MWZ」をはじめ、馬に跨った時の動きやすさ、耐久性、快適さを追求したデザインが特徴です。
ブランド名の「Wrangler」は“牛を扱う人”を意味し、西部開拓時代の精神を体現しています。

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1940〜1960年代|初期モデルとブルーベルタグ

1947年の初代モデル「13MWZ」は、深めの股上、フラットリベット、7本ベルトループといったロデオ仕様のディテールを持ちます。
この時代のタグは、青いベルマークに“Blue Bell”の文字と「Wrangler」の筆記体ロゴが特徴。
デニム生地はセルビッジ仕様で、色落ちの美しさからもコレクター人気が高いです。

1970〜1990年代|世界進出と多様なタグ

1970年代、ラングラーは全米プロロデオ協会の公式ジーンズに認定され、カウボーイ文化の象徴に。
タグは黒や赤を基調にしたものや、筆記体ロゴからブロック体ロゴへの移行が見られます。
1980年代には日本やヨーロッパ向けの輸出品が増え、タグに「Made in USA」や「Made in Japan」などの表記が追加されます。
90年代になると、紙パッチやサイズ表記方法も変化しました。

2000年代〜現在|復刻とヴィンテージ人気

2000年代以降、古着市場では70年代以前のブルーベルタグや筆記体ロゴモデルが高額取引されるようになりました。
現行品でも「13MWZ」「11MWZ」などの復刻版が登場し、当時のディテールを再現。
さらに、日本限定コラボや別注モデルも増え、ファッションとしての幅が広がっています。

ラングラー年代別タグ一覧表

ラングラー 歴史

年代タグの特徴主なモデル生産国
1947〜60年代青いベルマーク+筆記体Wranglerロゴ(Blue Bellタグ)13MWZ, 11MWZUSA
1970年代黒ベース・金刺繍ロゴ/赤ベースタグ13MWZ, 936DENUSA
1980年代ブロック体ロゴ・国別表記追加13MWZ, 936DENUSA・日本
1990年代プリントタグ・サイズ表記簡略化13MWZ, カジュアルラインUSA・メキシコ
2000年代〜現行復刻タグ(Blue Bell復刻/筆記体ロゴ復活)13MWZ復刻, コラボモデル多国籍

ラングラー古着の見分け方

古着でラングラーを探す際は、タグ・縫製・ディテールに注目することで年代や価値が分かります。

  • タグのデザイン…年代別タグ表を参考に、ロゴや字体、色で時期を判別。
  • 縫製の仕様…1940〜60年代はチェーンステッチやセルビッジ仕様が多く、現行品には見られないディテール。
  • 紙パッチ…ヴィンテージは厚みがあり、経年変化で色が濃くなっている場合が多い。
  • リベット・ボタン…古いモデルほど刻印が深く、現行品より重厚感がある。
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偽物のラングラーを見分ける方法

ラングラーはリーバイスほど偽物は多くないものの、人気モデルはレプリカやコピー品が存在します。見分け方を知っておきましょう。

  • タグの質感…本物は刺繍やプリントが鮮明で、滲みやズレが少ない。偽物はフォントが異なる場合がある。
  • 縫製の精度…本物は縫い目が均等で、糸のほつれが少ない。偽物は粗い縫製やステッチ飛びが見られる。
  • 素材感…ヴィンテージ本物は肉厚で硬めのデニム生地が多く、コピー品は軽くて柔らかすぎることが多い。
  • ディテール…ボタン刻印やリベット形状がオリジナルと異なる場合は要注意。

ラングラーの人気モデル一覧と特徴

ラングラー 歴史
ラングラーには、カウボーイ仕様の定番ジーンズから、現代のカジュアルファッションに合わせやすいモデルまで多くのバリエーションがあります。ここでは、古着市場でも人気の高い代表モデルと、その特徴を解説します。

13MWZ|ラングラーの王道ロデオモデル

特徴
1947年に登場したラングラーの代名詞的ジーンズ。
深めの股上とストレートシルエットで乗馬時の動きやすさを確保しました。
フラットリベット、7本ベルトループ、ヒップポケットのWステッチが特徴。
デニムは肉厚で色落ちが美しく、古着市場で高い人気が高いです。

古着選びのポイント
ブルーベルタグや筆記体ロゴが付いた1940〜60年代のオリジナルは希少で高額。
現行の復刻版も存在します。

11MWZ|細身シルエットのファッションモデル

特徴
13MWZをベースに、より細身に設計されたモデル。
股上はやや浅く、すっきりとした印象です。
カジュアルファッションにも取り入れやすく、70〜80年代の若者に人気。
ロデオ仕様の耐久性は残しつつ、街着としても映えるデザインです。

古着選びのポイント
1970年代の筆記体タグモデルは特に人気が高い。
ブロック体ロゴの80年代品も入手しやすくおすすめです。

936DEN|ブーツカット&ロングレングス仕様

特徴
カウボーイブーツに合わせるためのブーツカットシルエット。
裾がやや広がり、乗馬やロデオのパフォーマンス向けです。
13MWZと並ぶ定番のロデオジーンズのひとつ。
長めのレングスで、裾をブーツの上に被せる着こなしが基本です。

古着選びのポイント
70〜80年代のUSA製は色落ちの風合いが抜群。
タグの種類で年代を判別可能。

ラングラーデニムジャケット(124MJなど)

特徴
1960年代から生産されているデニムジャケットライン。
124MJは胸ポケットが高めに配置され、ボタン刻印に特徴があります。
裏地付きモデル(ブランケットライナー)も存在。
ワークウェアとしての耐久性と、タイトなシルエットが魅力です。

古着選びのポイント
124MJのブルーベルタグ付きは特に希少。
サイズ感が小さめなので試着推奨。

コラボ・限定モデル

特徴
日本やヨーロッパ限定の別注品が多数。
セレクトショップやデザイナーブランドとのコラボも人気があります。
現行の復刻タグモデルや、ヴィンテージを忠実に再現したラインも展開。

古着選びのポイント
コラボ品は流通数が少なく、発売後すぐに価格が高騰するケースが多い。
タグと付属品の有無をチェック。

ラングラーの歴史・人気モデル・年代別タグを知って古着を見分けてみよう

ラングラー 歴史
ラングラーは1947年の誕生以来、13MWZや11MWZなどの人気モデルをはじめ、数々の名作ジーンズを生み出してきたアメリカンデニムブランドです。
ラングラーの歴史や各年代ごとのタグの違い、縫製仕様を理解すれば、古着市場で価値ある一本を見分けられます。
さらに、偽物の見分け方や年代別タグ一覧を知ることで、安心してラングラー古着を購入できるでしょう。

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この記事を書いた人

USED&VINTAGE 古着屋⁡「TobaRi」
80s〜90sのレギュラー古着を主に取り扱っています。

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