Reebok(リーボック)は、90年代スニーカーブームの中心にいたブランドの一つです。
近年では当時のモデルが“ヴィンテージ”として再評価され、古着市場でも注目の的に。
この記事では、リーボックの創業から進化の過程、名作スニーカー、そして古着市場における価値までをわかりやすく年代別にご紹介します。

Reebokの誕生と世界進出の始まり
Reebokはイギリスで生まれたスポーツブランドとして、世界に名を轟かせるまでに成長しました。
その歩みのはじまりを知ることで、ブランドの思想やものづくりの背景が見えてきます。

起源は1895年、イギリス発の陸上スパイクが始まり
創業者ジョセフ・ウィリアム・フォスターが1895年にランニングスパイクを開発したのがReebokの始まりです。
当初は「J.W.フォスター社」として活動していましたが、1958年に孫の世代によって「Reebok」として新たなスタートを切ります。
ブランド名の由来は、スピード感のある動物リーボック(ガゼルの一種)。
アメリカ市場で大成功、80年代のフィットネスブームを席巻
1980年代にアメリカへ進出し、エアロビクスブームに乗って「フリースタイル」が女性の間で大ヒット。
クッション性とデザイン性を兼ね備えたスニーカーとして注目され、Reebokは一躍トップブランドへと躍進しました。
ナイキと並ぶグローバルスポーツブランドへ成長
80年代後半から90年代にかけて、Reebokはスポーツ選手との契約を増やし、NBAやNFLなどの公式ユニフォームサプライヤーも務めました。
ナイキと並ぶ存在として、世界中のストリートとスポーツシーンを席巻していきます。
名作スニーカーの誕生とその影響

Reebokは数々の革新的なスニーカーを世に送り出しました。
特に90年代に登場したモデルは、今でもヴィンテージとして高い人気を誇ります。
クラシックレザー、フリースタイルなどの普及モデル
Reebokの代名詞とも言える「クラシックレザー」「フリースタイル」「ワークアウト」は、シンプルながら洗練されたデザインで広く愛されました。
特に「クラシックレザー」はスニーカーブームの定番として、今も多くのファンに支持されています。
革新的デザイン「ポンプフューリー」の登場
1994年には、靴紐を排除し“空気でフィット感を調整する”という画期的な仕組みを搭載した「インスタポンプフューリー」が登場。
近未来的なルックスと先進的な技術で、90年代スニーカーカルチャーの象徴的存在となりました。
バスケットボールやヒップホップ文化との融合
NBA選手シャキール・オニールの「Shaqnosis(シャクノシス)」、アレン・アイバーソンの「Question」など、リーボックはバスケットボールとヒップホップを通じてカルチャーの一部となりました。
90年代のミュージックビデオや映画にもたびたび登場し、ストリートに強く根付いたブランドへ。
年代別に見るReebokの変遷
リーボックの製造国やロゴ、タグの変化から、スニーカーやウェアの製造年代を知ることができます。
古着やヴィンテージを探すうえで欠かせないポイントです。

【1980年代】タグや製造国に注目したい初期モデル
1980年代のReebok製品には「MADE IN USA」や「MADE IN KOREA」の表記が見られます。
タグには旧ロゴや、製造国の記載があり、コレクターにとっては年代を見極める重要な情報源です。
【1990年代】デザイン性と機能性が飛躍的に向上
90年代はReebokの黄金期ともいえる時代。
「ポンプフューリー」や「クラシックDMX」などのハイテクモデルが登場し、色使いもより大胆になりました。
タグもより洗練されたロゴへと進化します。
【2000年代以降】コラボで注目される復刻モデル
2000年代以降は、復刻モデルやデザイナーズブランドとのコラボが話題を呼び、リーボックのヴィンテージ価値が再評価されるようになりました。
タグは現代的なプリント仕様が多く、製造はベトナムや中国などアジア圏が中心となります。
ヴィンテージReebokの魅力と古着市場での価値

現在ではReebokの90年代モデルが古着市場で高値をつけることも珍しくありません。
その理由と代表的な人気アイテムを紹介します。
90sリーボックは高いプレミア価値を持つ
特に初期型ポンプフューリーやUSA製クラシックレザー、オリジナルのフリースタイルなどはコレクターからの人気も高く、状態が良ければ数万円以上で取引されることもあります。
人気のヴィンテージアイテム例
- インスタポンプフューリー(94年初期型)
- クラシックレザー(80s〜90sデッドストック)
- NBA関連アイテム(シャクノシス、アイバーソンモデル)
- フリースタイル(MADE IN USAタグ)
いずれも、古着店・スニーカーショップ・オークションサイトなどで高値で取引されることが多く、希少性が年々増しています。
偽タグやレプリカの見分け方
Reebokは1980〜90年代のヴィンテージスニーカーやトラックジャケットが人気を集めている一方で、近年では偽タグやレプリカ品も市場に出回っています。
とくに古着やフリマアプリで購入する際は、細部まで確認することが重要です。
以下では、本物と偽物の見分け方のポイントをご紹介します。

タグの書体・フォントをチェック
本物のReebokタグは、フォントに一貫性があり、刺繍やプリントも丁寧です。
一方で、レプリカは「b」の丸みや「k」の角度が不自然だったり、ロゴと文字のバランスが崩れていることがあります。
製造国と年代が合っているか
1990年代以前のオリジナルアイテムは「MADE IN USA」や「MADE IN ENGLAND」などが多く見られます。
逆にその年代で「MADE IN CHINA」や「VIETNAM」表記があると偽物の可能性も。
縫製やプリントの品質を見る
本物はステッチの間隔が均等で仕上がりが丁寧。
偽物はほつれやにじみが見られることが多いです。
古着市場で信頼できる店舗・バイヤーを選ぶ
見分けが難しい場合は、信頼あるショップや経験豊富なバイヤーから購入するのが安心です。
Reebokの代表的なコラボモデル紹介
Reebokは他ブランドや著名デザイナーとのコラボレーションによって、スニーカーカルチャーの中で独自の地位を築いてきました。
ここでは、注目を集めた代表的なコラボモデルを紹介し、古着・スニーカーマーケットでの価値にも簡単に触れていきます。
Reebok × Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)
クラシックレザーにタビ型のつま先を採用するなど、ハイファッションとの融合が話題に。ミニマルかつ前衛的なデザインで人気。
Reebok × Vetements(ヴェトモン)
ポンプフューリーなどをベースにした大胆なグラフィックや落書き風のデザインが特徴的。高額なリセール価格で取引されることも。
Reebok × Kendrick Lamar
ラッパーのケンドリック・ラマーとのコラボは「中立性」や「平和」をテーマにしたデザインで、音楽とストリートの融合を感じさせる一足。
Reebok × adidas(INSTAPUMP FURY BOOST)
ライバルブランドであるadidasとの意外性あるコラボ。
ReebokのポンプシステムとadidasのBOOSTフォームが融合した話題作。
Reebokは再評価必至のヴィンテージブランド

Reebokはただのスポーツブランドにとどまらず、カルチャーと密接に関わりながら成長してきた背景があります。
90年代の名作スニーカーやクラシックなウェアは、今やヴィンテージとして世界中で再評価されており、今後もその価値は高まり続けるでしょう。
古着やスニーカー好きの方は、タグやディテールに注目して、ぜひ一足は押さえておきたいブランドです。










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