古着ブームが続く中、ヴィンテージPUMA(プーマ)のアイテムに注目が集まっています。
特にTシャツやジャージ、スニーカーの「タグ」を見れば、その製造年代や希少性を見極めるヒントになります。
この記事では、PUMAのタグの変遷とそれぞれの特徴を年代別に詳しく解説。
ヴィンテージアイテムを見分けたい方やコレクションの参考にしたい方は必見です!

【1970年代以前】初期タグ(旧ロゴ・文字のみ)
PUMA創業初期、まだ現在のジャンピングキャットロゴが存在しなかった時代のタグは、非常にレアで、マニアやコレクターにとっては宝のような存在です。
旧ロゴと文字だけのシンプルなタグ
初期のタグには、現在のアイコンであるジャンピングキャットは存在しません。
「PUMA」の文字のみ、または「Rudolf Dassler」など創業者名が記されていることがあります。
タグのデザインは非常に素朴で、黒やネイビーの単色プリント、または布地に織られたラベルです。
初期タグが使われたアイテムと希少性
主に陸上用スパイクシューズやトレーニングウェア、革製スニーカーなどで使用されていました。
「Made in West Germany(西ドイツ製)」や「Made in Germany」の表記があるものは、冷戦時代を反映しており非常に価値が高いです。
この時代のPUMAアイテムは数が少なく、状態の良いものはヴィンテージ市場でも高額取引されます。
【1980年代】旧ジャンピングキャットロゴ登場

1980年代は、今やPUMAの代名詞である「ジャンピングキャット」ロゴが登場した記念すべき年代です。
現在のロゴに比べると、微妙な違いがあります。
初期ジャンピングキャットの特徴とロゴの変化
ジャンピングキャットは、現在よりも筋肉質で太めのシルエットが特徴。
ロゴ下の「PUMA」文字もやや丸みを帯び、現在よりもクラシカルな印象。
タグは刺繍またはナイロン系の素材で、発色の良い赤やブルーの配色も見られます。
使用されたアイテムと注目ポイント
ジャージやナイロンパーカー、スニーカーなど、スポーツウェアの黄金時代。
「Made in Yugoslavia」「Made in France」などの表記も確認されており、製造国によりタグデザインが微妙に異なる。
この年代のジャンピングキャットタグは、復刻ラインと見分けがつきにくいため、注意が必要です。

【1990年代】モダンなデザインへ変化
PUMAが世界的ブランドへと飛躍した1990年代は、タグのデザインにも大きな変化がありました。
ブランドイメージの近代化が進んだ時代です。
スタイリッシュになったロゴとフォント変更
ロゴの「PUMA」文字が細くなり、シャープなデザインに。
ジャンピングキャットも現在の形に近づき、より軽やかでスピード感のあるシルエットに変更。
カラーバリエーションも豊富で、モノトーンやネオンカラーのタグも登場。
タグ素材と製造国の変化
タグはナイロン素材に加え、プリントタグや洗濯表示一体型のタグが主流に。
製造国は「Made in Korea」「Made in China」など、アジア生産が主流に切り替わっていきます。
アイテムの品質は高く「PUMA DISC SYSTEM」などの革新的なシリーズもこの時代に誕生。
【2000年代~現在】熱転写タグとサステナブル表記

2000年代以降、PUMAは機能性や環境配慮を重視したブランド戦略を展開。
タグも大きく進化し、視認性よりも快適性が優先されるようになります。
熱転写(プリント)タグの主流化と快適性
タグが縫い付けではなく、ボディに直接プリントされる熱転写式になりました。
着用感を損なわず、肌への刺激を減らすための設計。
ロゴは白黒のミニマルデザインが多く、タグ自体が消えている古着も多数あります。
環境配慮の表記と現代タグの見分け方
「Forever Better」「Recycled Polyester」「BETTER COTTON INITIATIVE(BCI)」など、サステナブル関連の表記が追加。
洗濯タグにQRコードや製品番号(style code)が記載されるように。
こうした現行タグは、古着市場では現行品とヴィンテージの違いを見分ける重要なポイントとなります。

PUMAタグから読み解く、時代とスタイルの変遷
PUMAのタグは、デザインや素材、製造国の表記などから、そのアイテムがいつ頃のものかを読み解くことができます。
特に「ジャンピングキャットの形状」や「製造国表記」に注目することで、年代の特定がぐっと容易になるでしょう。
古着屋やフリマアプリでPUMAアイテムを見かけたら、ぜひタグをチェックしてみましょう。
時代を超えたストーリーが、そこには隠れているかもしれません。









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