アメリカを代表するワークブーツブランド「レッドウィング(Red Wing)」。
1905年の創業以来、頑丈さと履き心地の良さから世界中のワーカーやファッション愛好家に愛され続けています。
この記事では、レッドウィングの歴史を年代ごとに解説し、人気モデルやタグ・刻印による年代判別方法、古着市場での選び方まで詳しく紹介。
古着ブーツを探している方や、モデルの違いを知りたい方必見の内容です。

レッドウィングの歴史とブランドの歩み
レッドウィングは、耐久性とクラフトマンシップで知られるワークブーツブランドです。
創業当初は労働者向けの靴作りから始まり、やがて世界的なファッションアイコンへと成長しました。
まずは、その誕生から現在までの歴史をたどってみましょう。

創業期(1905年〜1940年代)|労働者のための靴作り
1905年、アメリカ・ミネソタ州レッドウィング市でチャールズ・ベックマンが創業。
農業、林業、鉱業など過酷な現場で働く人々に向けた頑丈なブーツを製造しました。
この時代のレッドウィングは、耐久性の高いレザーとグッドイヤーウェルト製法を採用し「壊れにくい靴」として高い評価を受けます。
発展期(1950年代〜1980年代)|代表モデルの誕生
戦後のアメリカ経済成長と共に、レッドウィングはワークブーツ市場で確固たる地位を築きます。
この時期に誕生した「アイリッシュセッター(Irish Setter)」シリーズは、軽快な履き心地と美しいオロラセットレザーで人気を博しました。
また、エンジニアブーツやロガーブーツといった特殊用途のモデルも登場し、ファッションシーンでも注目されます。
現代(1990年代〜現在)|古着市場での人気と復刻モデル
1990年代以降、アメカジブームの影響でレッドウィングは日本の古着市場でも大人気に。
ヴィンテージタグや刻印による年代判別がコレクターの間で盛んになり、限定復刻モデルやUSA製ラインが再評価されます。
現行モデルも品質の高さを維持しつつ、よりカジュアルなコーデにも合わせやすいデザインを展開しています。
レッドウィングの歴史|年代別タグと刻印の見分け方

レッドウィングは時代ごとにタグや刻印のデザインが変化しており、古着市場ではこの違いが年代判別の重要な手がかりになります。
ここでは、主要な年代の特徴を解説します。
1960年代〜1970年代|布タグと旧ロゴ刻印
この時代のレッドウィングは、アイリッシュセッターの犬のイラスト入り布タグが特徴。
刻印は革の内側やソールにシンプルな「RED WING SHOES」ロゴが入ります。
ヴィンテージブームで特に人気のある年代です。
1980年代〜1990年代|プリントタグとメイドインUSA表記
80年代からタグが布製プリントタグに変更され、アメリカ国旗や「MADE IN U.S.A.」の文字が入ります。
この時期のブーツは革質が厚く、耐久性の高さで評価されています。
2000年代〜現在|熱転写タグと製造番号刻印
現行モデルでは、タグが熱転写式に。
刻印は靴の内側に製造番号とサイズ表記が明記されます。
復刻モデルではあえて旧タグを再現する場合もあるため、シリアル番号の形式で現行かヴィンテージかを見分けましょう。
レッドウィングの人気モデル一覧と特徴
レッドウィングには数多くの名作モデルがありますが、古着市場や現行ラインで特に人気の高いモデルをピックアップしました。

アイリッシュセッター(Irish Setter)
1950年代に誕生した代表モデル。
オロラセットレザーの美しい色味と履き心地の軽さが魅力です。
6インチ丈が定番で、アメカジコーデに相性抜群。
エンジニアブーツ(Engineer Boots)
バイカーや作業員に愛されるモデル。
シューレースがなく、ベルトで調整するスタイルです。
古着市場ではPT91刻印(1991年以前)が特に人気。
ロガーブーツ(Logger Boots)
アウトドアや林業向けに開発されたモデル。
高めのヒールと頑丈なソールで不整地でも安定感があります。
ベックマン(Beckman)
創業者チャールズ・ベックマンの名前を冠したモデル。
ドレス寄りのフォルムで、カジュアルからフォーマルまで幅広く活躍します。
レッドウィングの偽物の見分け方|要注意ポイント

レッドウィングは人気の高さから偽物も多く流通しています。
古着やネット購入時には以下のポイントを確認しましょう。
- タグと刻印の精度:本物はタグの印刷が鮮明で、刻印も深く均一。偽物は印刷がにじんでいたり、刻印が浅いことがあります。
- 縫製の質:本物はステッチが均一でピッチが細かい。偽物は縫い目が荒く、曲がっていることが多い。
- 革質の違い:本物はしっとりした厚革で、経年変化が美しい。偽物は革が薄く、人工的な光沢がある場合が多い。
- ソールの刻印:本物はビブラムソールやレッドウィング純正ソールのロゴが正確に入っている。
レッドウィングの歴史やタグ・モデル・真贋ポイントを押さえて古着を見分けよう

レッドウィングは年代ごとのタグや刻印、人気モデルの特徴を知ることで、古着市場での価値や本物の見分け方がわかります。
特にアイリッシュセッターやエンジニアブーツはヴィンテージ価値が高く、状態の良い個体は早めの購入がおすすめです。
偽物も多いため、購入時はタグ・刻印・縫製・革質の4点チェックを徹底しましょう。
こうした知識を持つことで、あなたにとって最高の一足を見つける確率が格段に上がります。










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