アメリカン・トラディショナルの象徴として世界中で愛され続ける「ラルフローレン(Ralph Lauren)」。
その優雅でクラシカルなデザインは、古着としても非常に人気が高く、ポロシャツやスウィングトップ、ニットなどは定番アイテムとして広く知られています。
この記事では、ラルフローレンのブランド誕生から世界的成功への歩み、年代別タグの特徴、古着としての価値あるモデルなどを詳しく解説します。
ラルフローレンの歴史を知れば、古着選びがもっと楽しくなるはずです。

ラルフローレンとは?歴史とブランドの歩み
「ラルフローレン(Ralph Lauren)」は、アメリカン・クラシックを代表するファッションブランドとして、半世紀以上にわたり世界中で愛されてきました。
創業者ラルフ・ローレンの美学が反映されたその世界観は、単なる衣料ブランドに留まらず、ライフスタイルそのものを提案する存在へと進化しています。
ここでは、ブランドの誕生から世界的成功への歩みを振り返り、なぜラルフローレンがこれほどまでに多くの人々を惹きつけ続けるのか、その理由を紐解いていきます。

ラルフローレンの誕生とブランド設立の背景
ラルフローレンの物語は、ひとりの青年の夢から始まりました。
創業者ラルフ・ルーベン・リフシッツ(後のラルフ・ローレン)は、1939年にニューヨークで生まれ、ファッションへの情熱を持ち続けて育ちました。
1967年、彼はネクタイのブランド「Polo」を立ち上げ、そこからブランド「ラルフローレン」が誕生します。
最初の製品はネクタイでしたが、洗練されたデザインと高級感により注目を集め、瞬く間にアメリカのファッション業界でその名を知られるようになります。
アメリカン・トラディショナルの象徴へ
1970年代には、メンズウェアだけでなくレディースラインも展開し、ブランドの世界観はより広がっていきます。
特に1972年に登場した「ポロシャツ(Polo Shirt)」は、ブランドの代名詞的存在となりました。
「ポロプレイヤーの刺繍」が入ったアイコニックなデザインは、プレッピーやアイビーといったアメリカン・トラッドスタイルの象徴となり、上品さとカジュアルさを兼ね備えたスタイルとして確立されます。
世界的ライフスタイルブランドへの進化
ラルフローレンは単なる衣料ブランドにとどまらず、家具・香水・ホームグッズまで展開するライフスタイルブランドとして進化を遂げていきます。
1980年代以降はヨーロッパ・アジアにも進出し、世界的なブランドとして地位を確立しました。
また、「RRL(ダブルアールエル)」や「POLO SPORT」などのサブラインも人気を集め、ビンテージ市場でもコレクターアイテムとして高値で取引されています。
年代別に見るラルフローレンのタグの変遷と特徴

ラルフローレンの古着を年代別に見分けるうえで欠かせないのが「タグ」のチェックです。タグのデザインやフォント、素材・縫製の違いを確認することで、製造時期や流通ラインを特定できます。
以下では、ヴィンテージ市場でよく見かけるタグを年代ごとに分類し、その特徴をわかりやすく解説します。
主なタグの種類
【1970〜80年代】
青タグにゴールド刺繍、もしくは古い「Polo by Ralph Lauren」タグ。
USA製が中心。
【1990年代】
「Polo by Ralph Lauren」タグが一般化。
フォントがやや太めで、刺繍の縫いも丁寧。タグ裏に素材表示タグあり。
【2000年代〜】
「Ralph Lauren」や「POLO RALPH LAUREN」など表記が統一。
タグに®マーク付き。製造国がアジア諸国中心に。
【RRL(ダブルアールエル)】
クラシカルな布タグ、アーリーアメリカン調の装飾。
タグ裏に製品番号が刺繍されているものも。
ラルフローレンの代表モデル一覧|定番から希少アイテムまで
ラルフローレンには、時代を超えて愛される定番モデルが数多く存在します。
古着としても人気が高いモデルを知っておけば、店舗やフリマアプリでの掘り出し物探しがもっと楽しくなるでしょう。
ここでは、押さえておきたい代表モデルをピックアップしてご紹介します。

ポロシャツ(Polo Shirt)
ラルフローレンの顔とも言えるアイテム。
カラーバリエーションが豊富で、刺繍ロゴのデザインも年代により微妙に異なります。
オックスフォードシャツ
カジュアルながら品のあるシャツで、オフィスにも普段着にも対応。
USA製の旧タグ付きは特に人気。
スウィングトップ(ドリズラージャケット)
春秋に最適な軽めのアウター。裏地がチェック柄のモデルは特に人気。
RRL(ダブルアールエル)シリーズ
ヴィンテージ感のあるアメリカンワーク・ミリタリースタイル。
コレクターズアイテムとしての価値も高い。
ポロスポーツ(POLO SPORT)ライン
90年代ストリートカルチャーの象徴的アイテム。
ビッグロゴやナイロン素材など、存在感あるデザインが魅力。
ラルフローレンのコラボアイテム紹介|ファン垂涎の限定モデル

ラルフローレンは、長い歴史の中で多くのブランドやデザイナーとコラボレーションを行ってきました。
中には市場にほとんど出回らない激レアなアイテムもあり、コレクターやファンの間では非常に高い人気を誇ります。
ここでは、代表的なコラボレーションモデルをご紹介します。
Palace × Ralph Lauren(2018年)
スケートブランドPalaceとのコラボで、英国とアメリカのストリートカルチャーが融合。
ポロベアアイテムや総柄シャツが話題に。
Ralph Lauren × BEAMS(日本限定)
日本のセレクトショップBEAMSとの協業。
クラシックなデザインに現代的なエッセンスを加えた限定コレクション。
Ralph Lauren × Nike
アメリカンスポーツとトラディショナルを融合させた話題の限定コレクション。
ラルフ流のスポーツミックスが楽しめる一着。
ポロベア・ビッグポニーなどのデザイン別分類|人気アイコンを知る
ラルフローレンのアイテムには、時代ごとに象徴的なデザインモチーフが多数存在します。
その中でも特に人気が高いのが「ポロベア」と「ビッグポニー」。
どちらもファンが多く、コレクターアイテムとして高値で取引されることもあります。
ここでは、それぞれの特徴や登場時期、価値の見分け方などを解説します。

ポロベア(Polo Bear)
1991年、社内限定ノベルティが発祥。
ぬいぐるみのような“くま”が、ラルフローレンの服を着こなすキャラクター。
ポロベア刺繍は、アイテムごとに服装が異なり、レアなバージョンも多数。
近年も復刻されており、タグや製造国で旧モデルとの判別が可能。
ビッグポニー(Big Pony)
2000年代中盤に登場した大型ロゴデザイン。
通常のポロプレイヤーよりも大きく、存在感があるためストリート人気が高い。
胸の番号入りラガーシャツタイプなど、デザインバリエーションが豊富。
偽物との見分け方|タグ・刺繍・ディテールを徹底チェック

ラルフローレンは世界中で人気が高いため、残念ながら偽物(フェイク品)も多く流通しています。
とくにフリマアプリやオークションサイトでは、正規品と見分けがつきにくい精巧な偽物も増えており、注意が必要です。
ここでは、本物かどうかを見分けるためのチェックポイントを詳しく解説します。
偽物を見分けるポイント
タグのフォント・縫い方
本物は刺繍の糸が細かく均一、偽物は太く雑なことが多い。
ロゴの“h”や“a”の形状に注目。
刺繍ロゴのクオリティ
ポロプレイヤーの脚や馬の目、鞍の形が潰れていたら偽物の可能性大。
本物は立体感があり、細部まで再現されている。
製造タグ・洗濯表示
多言語表記があるか、綴りの誤字がないかを確認。
洗濯表示のフォントや整列も確認ポイント。
価格が極端に安い
新品未使用で相場より安すぎる場合は要注意。
特に「ポロベア」「RRL」など高額品は偽物が多い。
ラルフローレンの歴史を知れば古着選びがもっと楽しくなる

ラルフローレンは、アメリカン・クラシックスタイルを世界に広めたファッションブランドであり、長い歴史と確かな品質を兼ね備えています。
ブランドのルーツや年代ごとの変遷を知ることで、古着選びの目も養われ、お気に入りの一着に出会える確率が高まるでしょう。
ラルフローレンの古着は、時代を超えて価値が続くファッション資産。
これから古着を探す方は、ぜひその深い魅力をじっくり味わってみてください。










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